昔(子供のころ)、私は将棋のプロ棋士になりたかった。

プロ棋士という人たちは将棋を指しているだけで、基本給として15万円貰える。最低でも15万。

「プロ」という肩書きがあれば、月に1、2日くらいしか仕事をしなくてもそれくらいのお金がお貰えんだと思っていた。

「歌人」や「作詞家」、はたまた「ヨーヨーチャンピオン」などもそうだと思った。短歌を雑誌に発表したり、演歌歌手に詞を提供したり、子供向け番組に出演してトリックを披露したりして稼いでるんだと。

数年に一冊のペースで本を出す作家や数年にCDを一枚のペースで出すインディーズバンドも、その１作品だけで数年暮らせる稼ぎがあるんだと思っていた。

しかし実際は歌人や作詞家で食べていけるのは極僅かだった。

大人になって考えれば当たり前のことだけど。

プロという肩書きがあっても(常人からかけはなれた才能があっても)、それだけで生活が出来ないのはつまんねぇなと思った。

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絶叫学級 をみた

いしかわえみさんの同名コミックの実写映画作品。